2023年1月23日月曜日

日々、歳をとり考える・・・

久々の更新。

 昨年の10月くらいにリビングに薪ストーブを設置したんだ。

田舎だから他にも煙突の付いた家がチラホラあるんだよね。

それで薪ストーブのある暮らしってどんなもんかなあとは思ってたんだ。

でもいざ設置するとなると結構な出費になるから想像の域を出ることはなかったんだ。

でもねー。

敷地はもともと雑木林だから何かしようと思うと木を切らなきゃいけない。

庭木として残した木だってどんどん伸びて人間が望まない日陰は作るし大量に葉っぱも落ちる。

人が快適に生きていくためには多すぎる木は邪魔になるんだ。

だから多かれ少なかれ木を切る。

切った木は何らかの方法で処分しなければならない。

燃やすゴミの日には誰かがゴミ捨て場に市指定ゴミ袋に小枝や葉っぱをパンパンに詰め込んで出してるのを時々見かけるんだけど、それはそれで田舎の暮らし方として何か腑に落ちないものがある。

木は土から栄養を吸い上げて成長するけどその栄養ってのはたいていは植物が腐って分解されたものなんでしょ?

だったら本来なら土に返る筈だった落ち葉やなんかを捨てちゃったら土が減っていくんじゃないの?

循環させるためにはその土地から持ち出すものを極力減らさないといけないような気がするんだよね。

ちょっと自然農法?みたいな考え方になっちゃうんだけど。

育った植物をゴミとして捨てる一方でホームセンターでせっせと土や肥料を買ってくればある意味で循環しているとも言えるけど・・・

それも田舎の暮らし方としてはなんかしっくりこないんだよね、個人的に。

だからとりあえず庭や溝にたまった落ち葉は頑張って集めて庭の隅っこや林の中にためておくんだ。

そうするとハイジのベッドが二つ三つ作れるくらいのボリュームだったものが不思議と次の落葉シーズンまでにはほとんど姿を消してしまうんだ。

小枝も粉砕機で細かくして体積を減らして林に撒くと一年で土に馴染んでいく。

ミミズとか虫とか微生物ってホント凄いねー。

もっとも一年やそこらでは完全に分解されてる訳じゃないんだけど畑の肥料にするわけじゃないから何となく自然に返ってくれればそれでいい。

これで葉っぱや小枝は何とかなるってことが分った。

問題は大きな木の幹や太めの枝なんだ。

機械で粉砕するには大変だし、自然に腐らすには10年以上かかりそうなんだ。

まあ切り倒したまま林の中に放っておいた幹の中にクワガタの幼虫を発見したことがあるのでそれはそれで楽しいんだけど何かしようと思ったらやっぱり邪魔だしね。

でも木ってやつはある程度の大きさになるとなんだか無駄に処理するのが勿体ないんだよね。

この木を使えば何かできるんじゃないか?って気がしてくる。

それで行きつくところが薪ストーブってことなんだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿