2012年4月3日火曜日

オーガニックとは何ぞや?

有機栽培、オーガニックとよく聞きますが
「オーガニックって何のこと?」って思いませんか?

日本ではJAS(Japanese Agricultural Standard)法と呼ばれる決まりで
農産物や加工品の適正化が図られています。
その中に有機JAS規格というのがあってその規格に準じたものだけが
国内において有機(オーガニック)の表示が許可されているそうですね。

その規格によりますと2~3年以上にわたって
農薬や化学肥料を使わない農地で栽培されたものだそうです。
なんか凄そうですね。
私の実家は農家ですので農薬や化学肥料を使わない農業の
大変さはなんとなくですが感じとれます。
農薬使わないって、言うのは簡単ですがやる方は大変です。
普通の会社の人が明日からマイクロソフトやアドビは一切使うなって
言われたら仕事になりませんよね?

ガーデニングとかやったことある人ならわかると思いますが・・・
植物に虫がつくときって一匹だけってことはまずありませんよね?
たいていは大発生です。病気もどんどん広がりますしね。

そうなったら農家は食べていけません。
だからかどうかは知りませんが緊急時にはある程度の枠で
薬や天然にも存在する肥料の使用は認められているそうです。
そりゃそうか・・・

あと面白い話があって、農作物は病気や虫の攻撃を受けると
天然化学物質を生成するそうです。その毒性は残留農薬よりも
強いという報告もあるそうですよ?

有機農法はこれまでの慣行農法にくらべて収穫量が少ないために
より多くの農地(人為的な開発エリア)を必要とするので
生体保護や環境保全の観点から疑問視もあるそうです。

良いですね!
私はこういう正論らしい正論に対する異論が大好きです。
つまり有機農法だからと言って単純に体に良いとか栄養価が高いとか
環境に優しいとか言えない訳ですよね。
そのうえでどちらを選択するか?
・・・と言うことです。

私個人は生産性が低くても開発や化学薬品に頼りすぎないやり方が
やっぱり良いと思います。
私の田舎でも昔はハヤ釣りやってましたし蛍も飛んでました。
でも私が子供のうちに両方とも無くなっちゃいました。
田舎が田舎らしさを失ったら何が残るんでしょう。

だから賛否両論だとは思いますが
有機や減農薬で頑張ってる人がいるのなら
できるだけそれを応援したいと思います。
ついでに言うとTPPも個人的には賛成です。
(いや、難しい話はわかんないんですけどね・・・)
そのうえで可能な限り国産のものを買います。

ちなみにコーヒーやひよこ豆とかってのは日本の気候では
栽培が難しいみたいです。そういったものは喜んで輸入品を
利用させていただきます。海の向こうでも頑張る農家の方が
いるはずです。

話は少しズレますが、うちの親父は田舎で果物やお米や野菜を作ってます。
どれもブランドものではなくて市場では2流品だと思うんですが、
親父の作った米や果物って美味いですよ。なんていうか
私のDNAに響くと言うか。
「美味しんぼ」でいうと京極さんが四万十川の鮎で涙したエピソードみたいな。

そういうもんだと思うんですよね~

ヤバイ。
また長くなった・・・
そういうキャラじゃないんです。

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