2020年11月8日日曜日

GoToトラベルしてみたよ (その2)

ホント言うと旅行サイトから宿屋と一緒に乗車券とかレンタカーを予約したら電車やレンタカーの分もGoTo対象になるとかでメチャメチャお得だったんですけどね・・・

残念ながら泊まりたいお宿にそんなプランはなかったんだよね。

なのでバラバラに自分で予約したから乗車券は割引無しです。

ちなみにレンタカー屋さんはGoToの宿屋でもらえる地域共通クーポンが使えるって書いてあったんですけどね、クーポンはお宿のチェックインの時に貰える訳だから。

車を借りるときにはまだクーポンは手元にはございません・・・

なのでレンタカーも割引無しなのです。

レンタカーに関しては会社の上の方がグジャグジャして大変そうな日産のレンタカーをあえて選んでみました。

だってほら、GoToっていろいろと応援の意味もあると思いますんで。

日産車なんて所有したこと無いし今後も所有する予定ないけどさ、

ナベさんのZには敬意を表しますんで。


で、レンタカーを借りた時点でもうチェックインのお時間が迫ってますので

1泊目のお宿に直行です。


この辺は私の手違いのせいなんだけどこのお宿が遠いんだ。

高速使って1時間近く走って行かなければ。


なんですが・・・

走り始めると奥さんがこの辺にリンゴのお菓子のお店があると。

新幹線のなかのチラシかなんかで江刺はリンゴの産地なんだと。

ふーん、リンゴか。奥さんとうちの子が好きなんだよね。

それじゃ、せっかくだし行ってみますか。

で、奥さんのグーグルナビで調べると宿までのルート上、しかもすぐそこです。

着いてみるとJAの産直所でした。お菓子屋さんじゃなくて地元の生産者さんのご婦人方が集まってお菓子を作って販売してらっしゃるのかな?

覗いてみたのですがお菓子はいくつかあったのですが時間帯のせいか季節のせいか残念ながらそれらしい感じのものは無く・・・

しかし、しかしですよ。

リンゴ本体と加工品がいっぱい売られてました! 凄い! ちょっとテンションが上がった!

すぐに飲めるパウチのリンゴのジュースとクルミを買いました。

岩手ってクルミの産地でもあるんですね。へー。

駅にも近いし帰りはここにもう一回寄ってお土産を買おうって決めて宿屋に向かいます。


花巻温泉っていう温泉地で他にもいくつかお宿があるんですが

「やまゆりの宿」ってとこに予約を入れときました。

他のお宿と同じで昭和な感じの建物を増改築しながら営業されているようですが

HPで見ると比較的最近リノベーションされたお部屋がモダンで良い感じ。

あとお食事が囲炉裏付きの個室っていうのも楽しそうで子供が喜ぶかなと。


ナビを見ながら山道を車で登っていくときも紅葉が綺麗でいい感じ。

廃屋になった旅館とかもあっていかにも古い温泉地っぽい。

到着すると道を挟んで向かいにある小さな駐車場はいっぱいです。

既に止まっている車の前にはもう一台ずつ止めれるくらいのスペースはあるけれど・・・

えっと他のお客さんの車の前に止めるのかな? でもそれだと奥の車が出られないしなあ。とりあえずフロントに聞いてこようかな。

とか考えてると、すぐ後ろを走ってた車から人が出てきて気にせずそこの白い車の前に止めるように説明がありました。たまたま私らの後ろの車は宿屋の方の車だったようです。

どうやら車のキーをフロントに預けておいてお客の外出に合わせて宿屋の人が勝手に動かしてくれるようです。


先ほどの方が声を掛けてくれたらしくフロント担当のお兄さんが出てきてくれました。

案内に従って雰囲気の良い玄関をくぐると使い捨てスリッパに履き替え。

随分と旅行したことないから知らないけど今どきは使い捨てスリッパなん?コロナのせい?

でも個人的には人が履いたスリッパは嫌なのですごく嬉しい。子供は子供用の普通のビニールスリッパでした。

履いてた自分の靴はお兄さんが奥にしまってくれました。


で受け付けで説明を一通りうけてから地域共通クーポンを渡されまして

部屋まで案内していただきました。

大きすぎず小さすぎず・・・でもやっぱりちょっぴり大きめな規模のお宿です。

ロビーにある階段を一つ上がって・・・

登り傾斜のかかった廊下をぐるっと回って・・・

小さな階段を少し下りて・・・

エレベーターの前で案内の人が止まりました。

部屋はエレベーターで一階上がったところだそうです。

私「えっと、そもそも今ここは何階ですか?」

案内の人「一階です。」

私「・・・あ、そうですか・・・」

どうも傾斜のかかった土地に建物が建ってるせいで階層の概念がややこしいらしい。

間もなくしてドアが空いたエレベーターは2~3人用のミニミニサイズでした

我々が入ると案内の人が外からドアを閉めます。宿屋に良くあるあれです。

子供「さっきの人は何で乗らんの?」

私「さあ、なんでだろうねえ。すぐにわかるかもよ?(そもそもスペース的に乗れんけどな・・・)」

そしてドアが開き・・・さっきの人が出迎えてくれます。

子供「え?何でおるん??どうやって来たん?!」

ぷぷぷ。想定通りのリアクション。

てな感じでお部屋に到着。ピカピカじゃないけど綺麗な部屋でした。

ただ・・・部屋付きのお風呂はライトが暗すぎ。これでは入れんかなあ。

しかも冷たそうなタイル風呂は夏ならいいけど今11月だから。

ま、普通の浴場に行けばいいか。

という訳で早速お風呂に行くことに。

さっき廊下の途中にあった浴衣置き場に浴衣を選びに行って着替えてからロビーの横にある浴場へ。

時間で男湯と女湯が入れ替わるようです。

露天は片方にしかないので男が露天風呂に入ろうと思うと夜11時くらいから朝チェックアウトまでの間に入るしかないみたい。

脱衣所には上がるところらしい先客のおじさんが一人だけいらっしゃいました。

私はそんなに長湯しない人間なので入浴中は誰にも遭遇せず貸切状態!

温泉は少し硫黄臭のするお湯でなんかしらんけど効きそうな感じ。

大変気持ち良かったです。

お部屋やお風呂だけじゃなくて館内全体に言えることだけどベースは昭和っぽい感じで廊下とかところどころ壁紙が剥がれたところとかシミとかあるんだけど言うほど不潔って感じじゃなくて。

まあ風情の範疇かなと。


夕食は・・・

料理担当の方はさっきのフロントのお兄さんでした。凄い。普通ならあり得ない一人二役。

冷食などを使わずに全て旅館で手作りなのだそう。

まあ、全てって言ってもちゃんと出汁をとって炊いたり焼いたりしてますよって事なんだとは思う。

当たり前だけど材料レベルで言うとどこまでが手作りかはわからない。

しかしあえて冷食は使ってないアピールをするってことは・・・

大抵他所は使ってるけどねって言いたいのかな?

もと飲食店の人間として考え出すと気になる・・・


予約の段階で大人は会席っぽいメニュー、子供はどうせ食べきれないだろうから子供のメニューにしてもらってたんだ。

子供のメニューは細かい小鉢とか子供でも食べれそうなものは大人と同じでメインの部分はオムライスとビーフシチューとサラダでした。

会席っぽいメニューの一つで串にさした岩魚を囲炉裏に立てて焼く感じのがあったんですが子供は特に反応なし。なぬーっ、お前の為にこの宿を選んだんだぞ!

昔話みたいで面白いと思ったんだけどなあ。

岩魚の隣で串にさした生麩も焼いてくれました。

私「岩手の方でも生麩ってよく食べるんですか?」

仲居さん「いいえ、食べません。」

私「あ、そうなんですか。(がくっ)」

・・・うん、そうね。もう余計なことは質問しないでおこう。

子供のビーフシチュー(しかも何気に美味い)がさっきのお兄さんの手作りかどうかなんて怖くて聞けません。


でもまあ・・・お食事はどれも美味しかったしお酒も美味しかったです。

お腹いっぱい食べて満足満足。

しかし。

私の体調はこの時が最高点だったのでした。

つづく



1 件のコメント:

  1. gotoトラベルその2アップありがとうございます。岩手ですかー、ぼくは、東京にいるけど埼玉県より北に行ったことないですわ。ドライブが楽しそうですね。まえに沖縄に行ったときにレンタカーを借りたら実家の車と全然違って戸惑いました。エンジンかけるのがボタンなのに一番驚きました。
    なんだか最後不穏なかんじでつづきになりましたが、その3楽しみに待っております。どきどき

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