2017年10月1日日曜日

昔話いいねえ

最近、子供にAmazonプライムの「まんが日本昔話」を見せている。
自分も子供の頃に見ていたので横で一緒に見ることが多い。
いま大人が見てもかなり面白い。

桃太郎とか金太郎とかのメジャーなお話はちっとも面白くないんだけど
マイナーな地方の物語や、最近の創作昔話(?)と思われる話は本当に面白い。

なんと、とあるお話のタイトル画面でスタッフの名前に
装甲騎兵ボトムズの高橋良輔氏の名前を発見!

いやー、みんな昔はいろんなお仕事をやってたんですなー。
下積みって言ったらナンだけど…
こういう細かい仕事をいっぱいこなすことってクリエイターには必要なんだと思うよ。

ジブリも大作映画と内輪のミニ作品ばっかりじゃなくて
中くらいのアニメを下請けで受注して人材を育てておいたら良かったのにね。
もう遅いけど。

「へー、高橋氏が演出したお話かあー」
と思いながらいつも以上に真面目に見てたんですが…
以下、Amazonプライムのあらすじの説明書きから転載
---------------------------------------------
<正直庄作の婿入り>
顔立ちの美しい者ばかりいる村がありました。しかしその村に、顔立ちは美しくないけれどもとても正直者の庄作という男がいました。村人たちの冷たい仕打ちにめげず黙々と働く庄作の願いはお嫁さんが欲しいということ。地蔵様にお祈りをしていると・・・
---------------------------------------------

お地蔵さんにお願いをした庄作ははたしてどうなるのか?
ネタバレすると、お地蔵さんの影から出てきた狐に化かされて
狐の嫁入りのお婿さんにされて束の間の幸せを体験します。
朝になると原っぱで元に戻って寝ているところを村人に発見されて
また馬鹿にされます。

で、締め括りのナレーション。
「この事があってから庄作は前にも増して馬鹿にされるようになりましたが、
いっそうニコニコ明るく暮らしましたとさ。」
だって。

見てる側には全く救いを感じられないけど主人公は納得してる…

ちょっと、これ深すぎない?

0 件のコメント:

コメントを投稿