小さな庭の隅っこにカミさんが植えたバラ。
なんでも仕事先の近所の花屋さんで安かったからと
普通の荷物だけでも重たいのに鉢植えで買ってきたものです。
うちの庭には珍しく花をいっぱい咲かせてくれてるので
仕事で忙しいカミさんに代わって庭師となって
毎朝お手入れをしているのですが…
嫌な感じの芋虫に葉っぱを食い荒らされること多々。
ブラックベリーなんかも実をつけているので
なるべく薬は使いたくないのですが
葉っぱに等間隔に並んでいる様があまりに気持ち悪いので
スプレーしてやっつけました。
・・・が。
数日するとまたしても出現。
再度スプレーで駆除。
そしてまた出現。
「もしかしてこれってエンドレス?」
薬のスプレーにはバラの時の散布回数が明記されてますが
全くそれでは足りないような…
ここまできてようやく
「このスタンドの本体はどいつだ?」
と気になるようになりました。
というのもこのバラにとまる虫ってミツバチ(?)くらいしか
見たことがないからです。
で、とりあえずネットで青虫の画像を探すと簡単に情報が得られました。
チュウレンジバチというハチだそうです。
写真では花に集まっていたミツバチっぽい奴らとは違うようです。
枝の中に産卵するらしいので卵が見えなかったのも合点。
敵を知ってしまうと恐怖も和らぐってもんです。
とりあえずアナログに葉っぱごとハサミで切って
雨水が溜まったバケツにポイ!
どうやら小さいうちは自力で出られないらしい…
最近では見つけたら葉っぱの上から手で潰したり
地面で踏んだりしてやっつけます。
で、
やってて気づいたんですが…
自分が害虫として認定した虫をやっつけるという殺生行為に
どんどん抵抗がなくなってまいりました。
生きるってことはきっとこういうものなんだろうなあ。
自然から離れて暮らしてるとこういう感覚が希薄になりやすい気がします。
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