ついこの間までお店の入り口に何かの植物が生えていた。
きっとどこかから種が飛んできたかなんかで生えた雑草だと思うんだけど
歩道脇の溝のコンクリートの蓋の辺と当店の敷地の境界の隙間から
生えてるようだった。
ようだった・・・と言うのは、いちいち「何の草だろう?」なんて注視することも
考えることもなかったからで、緑があるのは好きなので他の植木鉢に水をあげるときに
そいつにも適当に水をかけて放っておいた。
いつのまにやら勝手にメキメキ大きくなってちょっとした鉢植え位に成長して、
なんか黄色い小さな花をつけているようで、お客さんはその植物をまたいで
お店に出入りする感じだった。
それでも別に引っこ抜こうとか思ってなくて好きなだけ大きくなれば良いと思っていた。
・・・が。
子供の退院やら何やらでお店を数日閉めている間に
これまたどこかからやってきた茶色い芋虫に全部食べられてしまった・・・
よく思うのだが町では少ない緑に虫が群がる。
そのうち出てくるセミとか特にそう思うのだけど
自宅のマンションの植え込みや街路樹に羽化しようと
土から出てきて木や壁を登っているセミを大量に目撃する。
以前住んでた千里中央の街路樹なんて夕方まだ明るい時に
普通に散歩をしているとあちこちで大量発生したセミが蠢いてて
可哀想なことに次から次へと鳥の餌食になっていた。
この光景は田舎育ちの私からすると極めて異常。
山の中を走り回って遊んでいた子供時代には
抜け殻じゃなくて生きてるセミの幼虫なんて目撃することは
珍しい事だった。
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